
従業員が給料日まで待たずに給与を受け取れる「給与前払い・日払いサービス」が注目されています。特に、クレジットカードを持っていない若年層や、生活費のやりくりがシビアな働き手にとっては大きなメリットがあり、採用強化や定着率の向上につながる福利厚生の一つとして、パート・アルバイトが多い企業を中心に導入が増えています。
その一方で、実際に日払い・前払いを導入しようとすると、
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- 給与計算や振込などの業務負担が増えそうで心配
- 資金を立て替える必要がありそうで不安
- 手数料や料金体系を事前にきちんと把握したい
- 実際の使い勝手や従業員の反応も知りたい
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といった不安や疑問をお持ちのご担当者さまも多いのではないでしょうか。
本記事では、企業の「資金立替」なしで日払いを実現できるサービス「hibarai(ヒバライ)」について、仕組み・特徴・料金・導入の流れをわかりやすく紹介します。

💡 この記事でわかること
1. 給与日払いサービス**「hibarai」とは**

出典|hibarai公式ホームページ
hibarai(ヒバライ)は、中小企業でも無理なく日払いに対応できるように設計された、クレジットカード連動型の日払いサービスです。
従来、日払いをおこなうには企業が給与を立て替えて支払い、あとから回収する必要がありました。そのため、キャッシュフローへの負担や、給与計算・振込業務の増加が大きなネックになっていました。
hibaraiはこの課題に対して、「給与は毎日払い」「企業の支払いはカード会社への月1回の精算」という仕組みを採用し、日払い運用をぐっとシンプルにしています。
hibarai「日払いサービス」の3つの特徴
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- 企業の資金立替がいらない(カード決済で月1回精算)
- 従業員への日払い分はクレジットカード決済として処理されます。企業は毎日の支払いのたびに資金を準備する必要がなく、カード会社の支払日に1ヶ月分をまとめて精算できます。
これにより、日払い導入時にありがちな「資金をどれだけ用意しておくべきか」という悩みを減らせます。
- シンプル操作で現場だけでも運用しやすい
- 時給と勤務時間、必要に応じて交通費や手当を入力すると、hibaraiが自動で支給額を計算します。
給与明細の作成や入金も同じ画面から行えるため、「計算→明細→振込」を一元的に処理できます。
ITツールに不慣れな現場でも扱いやすい設計です。
- 24時間365日、勤務後すぐの入金に対応
- 銀行の営業時間に依存せず、日中でも夜間でも、勤務が終わったタイミングで日払いを行えます。
働き手にとっては「働いた日のお金をその日にもらえる」という安心感につながり、応募・定着の面でもプラスに働きます。
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2. hibaraiが活きるシーン・企業イメージ
hibaraiは、特に以下のような企業やシーンで力を発揮します。
- パート・アルバイト比率が高く、日払い希望の応募が多い
- 飲食・小売・警備・物流・コールセンターなど、シフト制で人材を多く抱える
- 繁忙期だけスポットワークに頼っているが、手数料負担が重い
- 「日払いをやりたいが、資金と実務の負担が不安で踏み切れない」